2022.07.11
定期検診と予防の違い
愛知県碧南市の鶴田歯科医院です。
定期検診と予防の違いについてご説明いたします。
簡単に説明すると、「悪い所を探す」のが定期検診で、「悪くならないようにする」のが予防です。
両方とも、レントゲン検査や歯周病検査など、基本的な検査は同じで、異常があれば治療を行います。
しかし、決定的に異なることは治療の後です。
以前、口の中の菌のバランスをコントロールする必要性についてお話しいたしましたが、定期検診では、菌のコントロールが患者さん頼みとなってしまうことが多いです。
一方で、予防は、悪いところを治療すだけでなく、悪い菌の活動を抑えることが中心となります。そのため、処置内容も定期検診と違います。
(もちろん歯の再石灰化を促進して歯を守るフッ素の塗布を行うこともあります。)
そのため、定期的に歯科に受診されても、定期検診と予防では病気の発生率が変わります。
定期的に受診されるのであれば、予防でご自身の歯を大切にしませんか。