2022.09.16
ラバーダム防湿①
愛知県碧南市の鶴田歯科医院です。
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今回はラバーダムというお口の中に装着し、歯を隔離するシートをご紹介いたします。
お口の中には細菌がたくさん存在します。
よく磨けている人の口の中には1000億~2000億個、あまり磨かない人、磨けていない人には4000億~6000億個、ほとんど磨かない人には1兆個もの細菌がいるとされます。
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このような環境の中で、虫歯や神経の治療は行われます。
治療中にうがいをする、唾液が歯につくだけで実は多数の菌が、治療中の歯に付着するわけです。
その結果はどうなるか皆さんお分かりだと思いますが、治療中にもかかわらず感染する可能性が高まります。
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この写真はマイクロスコープという顕微鏡を使った根管治療(マイクロエンド、精密根管治療ともいいます)の写真になります。
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私たちは、ラバーダムというシートで細菌の汚染から歯を守り、虫歯の再感染を防ぐ取り組みをしています。
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特に根管治療の際は、マイクロスコープとラバーダムシートが国際基準では必須といわれ、この二つを使わないと治療が禁止されているほどです。この二つを使用しないと決定的に治療後の成績に影響するからです。
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当院のマイクロスコープを使った精密治療では、この当たり前のラバーダムを駆使して、感染予防、再感染の予防に努めています。
(もちろん、あらゆるウィルス感染症にも有効です。)
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やり直しの少ない、やり直しのない治療を目指し、当院ではマイクロスコープを使った精密治療に力を注ぎます。